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パートナーとの関係

彼氏が求めてこない|理由の切り分けと、次にすること

求められないと「冷めたのかも」に直行しがちですが、原因はいくつかに分かれます。切り分け方と、聞くときの言い方を整理します。

求められなくなったとき、多くの人がまっすぐ「冷めたのかもしれない」に向かいます。そして、それを確かめられないまま時間だけが過ぎます。

実際には、原因はいくつかに分かれます。先に切り分けないと、打つ手が決まりません。

まず、いつから減ったかを思い出す

原因より先に、時期を特定します。

  • 仕事や役割が変わった時期と重なっていないか
  • 生活リズム(起きる時間、帰る時間)がずれ始めていないか
  • 同棲や引っ越しなど、住環境が変わっていないか
  • 体調や服薬に変化がなかったか

減り始めた時期の前後で、相手の生活に何が起きたか。 ここが空白のまま「気持ち」の話に進むと、確かめようのない議論になります。

「冷めた」以外に、よくある理由

冷めた可能性を否定はしませんが、次のほうが頻度は高いといえます。

  1. 疲労と余裕のなさ(余裕がないときは真っ先に後回しになりやすい部分です)
  2. 断られた記憶(過去に一度断られて、誘うこと自体をやめている)
  3. 家族のような関係への移行(安心が優先されて、緊張がなくなる)
  4. プレッシャー(うまくやらなければ、という意識が強いほど遠ざかります)
  5. 体調や薬の影響

5番目については、こちらから判断できることではありません。心当たりがあるようなら、相手が医療機関で相談できる状態をつくるところまでが、こちらにできることです。

長く一緒にいることで起きる変化そのものについては、長く一緒にいると欲情しなくなるのかでも扱っています。

聞き方を変える

理由を問う形にすると、相手は追及されていると受け取ります。

「最近しなくなったけど、嫌になった?」

この形は、相手に「嫌になっていない」と証明する仕事を渡します。防御されて終わりやすい。

「またできたらいいなと思ってる。すぐじゃなくていいけど」

返事を求めないこと。 その場で決めさせようとすると、決断を迫られた側は安全な側、つまり断るほうへ倒れます。

誘い方そのものについては誘い方がわからないに、レスの原因の分け方はセックスレスの原因を分解するにまとめています。

期間で判断しない

「半年ないなら終わり」といった目安を見かけますが、期間は原因を教えてくれません。

  • 減った理由が疲労なら、生活が変われば戻ることがあります
  • 断られた記憶が理由なら、誘い方を変えるだけで動くことがあります
  • 関係そのものへの不満が理由なら、性の話をしても動きません

同じ「半年」でも、中身がまったく違います。 期間を数えるより、心当たりのある変化を1つずつ潰すほうが早い。

自分の側を消耗させない

確かめるまでのあいだ、こちらが削られ続けないようにしておくことも必要です。

  • 誘った回数を数えない(数え始めると、誘うことが交渉になります)
  • 断られたことを「自分の価値の評価」として記録しない
  • 相手の反応で1日の気分が決まる状態を、そのままにしない

求められることと自分の価値を結びつけてしまう感覚については、求められたい気持ちと自己肯定感で詳しく書いています。

それでも変わらないとき

切り分けても心当たりがなく、伝えても反応がなく、接触そのものも受け入れられない。そこまで来ると、性の問題を超えている可能性があります。

関係を続けたいのかどうかを、自分の側で一度はっきりさせておくほうが、次の判断が楽になります。相手が動くのを待つあいだも、こちらの時間は減っていきます。 一人で抱えきれないときは、カップル向けの相談窓口を使う選択肢もあります。二人で行けないなら、一人で相談してもかまいません。

よくある質問

半年ないのですが、もう気持ちがないということですか。

期間の長さだけでは判断できません。減った時期に何が変わったか(仕事、生活リズム、住環境、体調)のほうが手がかりになります。期間ではなく、変化の前後で切り分けてください。

聞いてしまうと関係が悪くなりそうで怖いです。

「なぜしてくれないのか」と理由を求める形にすると防御されます。返事を求めない伝え方にすると角が立ちません。本文の言い方の例を参考にしてください。

自分に魅力がなくなったからでしょうか。

そう結びつけたくなりますが、相手側の事情であることのほうが多くあります。自分の価値の問題として引き受けると、確かめる前に消耗します。