遠距離恋愛のすれ違い|会えない期間の距離感
会えない時間そのものより、連絡の温度差と会う日への過剰な期待が関係を削ります。距離があるときの間の取り方を整理します。
会えない期間が続くと、多くの人がまず「気持ちが薄れたのではないか」と考えます。ところが実際に先に減っているのは、気持ちよりも日常の共有であることが多くあります。
同じ出来事を見ていない二人が、久しぶりに会って、いきなり以前と同じ距離まで戻ろうとする。すれ違いは会えない期間ではなく、会った日に表面化します。
先に減るのは気持ちではなく共有
離れているあいだに二人から消えていくのは、次のようなものです。
- 何気ない出来事の共有(今日あったこと、職場の愚痴)
- 相手の生活リズムの把握
- 触れる機会そのもの
このうち、意識して補えるのは最初の2つだけです。補えるところを補わないまま、触れられないことだけを問題にすると、話がこじれます。
連絡の頻度を愛情の指標にしない
頻度は、性格と忙しさで簡単に上下します。それを気持ちの目盛りとして読むと、ほぼ確実に誤読します。
見るとしたら、頻度ではなく次のあたりです。
- こちらから送ったとき、返事の中身があるか
- 自分の生活の話が出てくるか
- 次に会う話を、相手の側からもするか
回数を数え始めた時点で、連絡は交渉になります。 数えたくなったら、そのこと自体を相手に伝えたほうが早いことがあります。「もっと連絡がほしい」と要求の形にするより、「声を聞くと落ち着く」と自分の状態として伝えるほうが、相手は動きやすくなります。
会う日に期待を積み上げない
限られた日数に、観光も、話し合いも、性的な時間も全部入れようとする。この詰め込みが、当日のずれを大きくします。
- 到着した日は移動の疲れがあると考えておく
- 予定を入れない時間を先に確保する
- 「今回はここまでできたら十分」という線を、会う前に自分の中で下げておく
期待が高いほど、ささいな行き違いが失敗として記録されます。頻度の感覚が二人でずれているときの考え方は、頻度が合わない二人の落としどころにまとめています。
会えない期間の性的な話題の扱い
離れているあいだに性の話をどこまでするかは、二人で決めることです。決めないまま片方だけが踏み込むと、負担が偏ります。
- 送る前に、相手が今どんな状況か想像する
- 断られたときに気まずくならない形にしておく
- 記録に残るやりとりのリスクを、二人とも理解しておく
言葉で押し切らないこと。 直接会っているときよりも、文字は強く読まれます。言葉にしないで伝える工夫は誘い方がわからないでも扱っています。
次に会う日を決めておく
遠距離で効くのは、気持ちの確認よりも予定の確定です。次の日程が決まっていると、離れている時間が待ち時間に変わります。
決まらない時期が続くなら、その理由を責める前に、二人の生活のどこに無理があるのかを並べてみてください。動かせない事情と、動かす気がないことは違います。
それでも距離が縮まらないとき
補える部分を補い、期待も下げ、それでも会うたびに遠さが増えていくなら、距離が原因ではない可能性があります。
関係を続けるかどうかを、相手の出方を待たずに自分の側で一度考えておくほうが、次の判断が楽になります。長く続いた関係で起きる変化そのものについては、長く一緒にいると欲情しなくなるのかでも触れています。一人で抱えきれないときは、カップル向けの相談窓口を使う選択肢もあります。二人で行けないなら、一人で相談してもかまいません。
よくある質問
会えない期間が長くなると、気持ちは冷めていくものですか。
期間そのものより、共有できる話題が減ることのほうが影響すると考えられます。生活の細かい部分を知らないまま時間が過ぎると、久しぶりに会ったときの距離が実際以上に大きく感じられます。
連絡が減ったのは、私への関心が薄れたからでしょうか。
そうとは限りません。連絡の頻度は生活の忙しさや性格に強く左右されます。頻度ではなく、こちらから連絡したときの反応の質を見るほうが手がかりになります。
久しぶりに会う日に、うまくいかないと落ち込みます。
会う日に期待を集中させると、その一日が採点の場になります。会う前から予定を詰めすぎず、何もしない時間を先に確保しておくほうが、結果的にうまくいきやすくなります。
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