子どもが寝たあとの三十分、何に使うか
一日でいちばん自由になる短い時間を、何もせず終えてしまう人へ。一人時間の設計と選択肢を整理します。
子どもを寝かしつけたあと、ようやく訪れる一人の時間。長くはないその三十分を、片づけや明日の準備に使ってしまい、気づけば自分のために使えた時間が一日も残っていなかった。そんな日が続いているワーママは多いはずです。
この時間を何に使うかを事前に決めておくだけで、使われ方が変わります。 決めていないと、いちばん省エネな行動に流れてしまうためです。
なぜ何もせず終わるのか
一人時間があるのに使えない理由は、意志の弱さではありません。
- 選択肢を考える余力自体が残っていない
- 「何かしなければ」という意識が、逆に動けなくする
- 罪悪感が先に立ち、選ぶ前に諦めてしまう
自分の時間に罪悪感が出る仕組みについては自分の時間に罪悪感が出るのはなぜかにまとめています。選ぶ作業自体を、疲れている当日にしないことが大切です。
選択肢を先に用意しておく
元気なときに、短い時間でできる選択肢を書き出しておきます。
| 過ごし方 | 目的 |
|---|---|
| 入浴、ストレッチ | 体の緊張をほどく |
| 読書、動画 | 気分を切り替える |
| 一人だけの性的な時間 | 緊張の緩和や入眠のために使う |
どれを選んでも構いません。 一人の時間の使い方については眠れない夜・つらい日のセルフケアとして、丁寧に行う場合の考え方は心を落ち着けて自分に向き合う時間の作り方で扱っています。
三十分の使い方を決める手順
- 今日の時間を先に区切る:始まりと終わりを決めておく
- 選択肢から一つだけ選ぶ:複数を迷うと時間が減る
- 途中で家事を思い出しても後回しにする:翌朝でも十分間に合う
時間を区切ることで、罪悪感が湧く前に終えられます。 短い時間でも、決めて使えば意味のある回復につながります。
邪魔が入ったときの対応
一人時間を確保しても、子どもが起きてきたり、急な用事が入ったりして中断されることがあります。ここで諦めてしまうと、次から時間を作ること自体をやめてしまいがちです。
- 中断されても、後日また同じ時間を試せばよいと考える
- 一度の失敗を「一人時間は無理」という結論にしない
- 短くても再開できた日は、そのことを自分で評価する
中断は失敗ではなく、日によって起こり得る出来事として扱う方が長続きします。 完璧に確保できる日ばかりではないという前提を持っておくと、気持ちの負担が減ります。
続けるためのコツ
毎日同じ過ごし方でなくて構いません。日によって疲れ方が違うため、選択肢を複数持っておく方が続きます。三十分が取れない日があっても、それ自体を失敗として数える必要はありません。
環境を先に整えておく
その場で環境を作ろうとすると、それだけで時間を消費してしまいます。使う場所や道具は、あらかじめ手の届くところに置いておくと、迷わず始められます。
- 照明を落とすなら、事前にスイッチの位置を決めておく
- 使うものは、取りに行かなくていい場所にまとめておく
- 音が気になるなら、イヤホンなどをすぐ使える状態にしておく
準備の手間を減らすことが、三十分という短い時間を有効に使う最大のコツです。 環境づくりの考え方については部屋・照明・音という環境の話にも詳しくまとめています。決める作業を当日にしないことが、なにより効きます。忙しい朝ではなく、少し余裕のある休日の隙間に、次の一週間分の準備をまとめて済ませておくという方法も現実的です。
よくある質問
せっかくの一人時間なのに、疲れてスマホを見るだけで終わります。
よくあることです。何をするか決めないまま時間を迎えると、いちばん省エネな行動に流れやすくなります。事前に選択肢を決めておくと変わります。
一人の時間を、性的な内容に使ってもいいのでしょうか。
構いません。緊張の緩和や入眠のために使う人は多く、家事や趣味に使うのと同じ選択肢のひとつです。
三十分では短すぎて、何もできない気がします。
短くても効果はあります。長さよりも、その時間を何に使うか決めていることの方が重要です。
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