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セルフプレジャーとトイ

妄想だけで達する人がいるのはなぜか|イメージと身体反応

触れずに達する人がいると聞いて不安になる方へ。そういう人がいる理由と、できないことが問題ではない理由を整理します。

触れずに、頭の中だけで達する人がいるという話を見かけて、自分にはできないと不安になる。そういう検索は少なくありません。

先に結論を書きます。そういう人は確かにいますが、できないほうが一般的です。 そして、できないことは不調でも欠陥でもありません。

そういう人は確かにいる

実際にそう話す人はいます。ただし、どれくらいの人に起こるのかを示す確かな資料は、当サイトでは確認できませんでした。語られ方にも偏りがあります。

  • できる人は話題として語りやすい
  • できない人はわざわざ語らない
  • そのため、実際より広く見える

見えているのは、話す人の側だけです。 自分だけができないように感じる理由の多くは、この偏りにあります。

頭の中で何が起きているのか

はっきりした一つの説明が確立しているわけではありませんが、次のような要素が挙げられています。

  1. イメージの鮮明さ:思い浮かべた場面をどれだけ具体的に保てるかには、大きな個人差があります
  2. 注意の集中:ほかの考えが割り込まない状態を長く保てること
  3. 身体の反応が先行すること:想像に対して呼吸や筋肉が反応し、その反応がさらに想像を強める形
  4. 過去の記憶との結びつき:実際の経験が呼び出されている場合

共通しているのは、刺激の強さではなく注意の集中です。 触覚の有無より、意識がどこに置かれているかが効いていると説明されています。

呼吸と緊張の関係については呼吸と力の抜き方に詳しく書いています。

できる・できないは能力差ではない

差が出る理由は、次のように分かれます。

要因中身
もともとの傾向頭の中の像がどれだけ鮮明か
状況静かで邪魔が入らない時間があるか
心理到達を確認する意識が働いていないか
経験過去に強く残っている記憶があるか

三つ目が、いちばん多くの人を止めています。 「今どこまで来たか」を確かめる意識が入った瞬間、注意は身体から観察へ移ります。観察している間は先に進みません。

同じ理由から、これを目標にすることはあまり勧められません。目標にした時点で確認が始まるためです。到達を測る意識と、感覚に注意を置く状態は、同時には成立しにくいと考えられています。

空想の中身が気になるとき

この話題の周辺では、空想の内容に不安を持つ人も多くいます。

  • 空想は制御される領域ではありません
  • 浮かんだ内容は、実行を望んでいることを意味しません
  • 判断の対象になるのは行動のほうです

内容を打ち消そうとするほど、そのことを考える時間が増えます。中身を変えようとするより、置いておくほうが結果的に静かになります。

望まない場面が浮かんでしまう場合の考え方は望まない状況を想像してしまうという話に、空想の中だけで完結させるという選択については空想でとどめるという選択にまとめました。

できなくても困らない

最後に、この話が不安の種になりやすい理由を書いておきます。

到達の形にはいくつも種類があり、それぞれに序列はありません。触れずに達することが上位で、そうでない形が下位という整理には根拠がありません。珍しいことと、優れていることは別です。

  • できないことを不調のサインとして扱わない
  • 誰かの体験談を、達成すべき基準として読まない
  • 比べる相手がいない領域で、順位をつけない

自分の身体に起きていることを知りたいなら、女性のオーガズムとは何かという話のほうが実際の役に立ちます。珍しい形を追いかけるより、自分に起きていることを知るほうが先です。

よくある質問

自分にはできません。どこか悪いのでしょうか。

できないことが不調を示すわけではありません。どれくらいの人に起こるのかを示す確かな資料は、当サイトでは確認できませんでした。多い少ないを論じられるだけの根拠がないため、比較の対象にしないほうが健全です。

練習すればできるようになりますか。

目標にすると、達したかどうかを確認する意識が働き、かえって遠ざかると考えられています。到達を目的にしないほうが、結果として集中しやすくなります。

空想の内容が自分でも嫌なものです。

空想の中身と、その人の価値観や行動は一致しません。判断の対象になるのは行動のほうです。内容そのもので自分を裁く必要はありません。